沖縄の暮らしに役立つ塩

沖縄に移住したらまず暮らしに取り入れることをオススメするのが「塩」。歴史上最古の調味料と知られる塩は、世界各地で基本調味料として使われ、人類の生活に欠かせないものとなっています。なかでも沖縄は、塩の生産地として知られ、石垣島、宮古島、粟国島などの離島を始め本島各地でも製塩所があります。それぞれ長い間研究を重ねた製造方法で特色も異なり用途に応じて使い分けることも可能です。うちなーぐちで塩のことを「マース」といいます。

沖縄暮らしに役立つ塩事情

沖縄で作られている塩の紹介をしながら、沖縄の暮らしでどんな使われ方をしているかをいくつかピックアップしてご紹介します。沖縄に移住を果たし、暮らしに慣れて来て、「もっと知りたい!」という方は、各製塩所に訪れて探求してみてはいかがでしょうか?我が家は沖縄で子育てをするにあたり、調味料だけちょっといつもよりこだわっています。健康的な暮らしはお塩から。どんなお塩があってどんなお塩が好みか色々比べてみましょう。

調味料としての沖縄の塩

沖縄のスーパーマーケット でよく見かけるだけでも驚くほどの種類がある沖縄の塩。ただ、家庭用に使われる500g〜1kgの大容量の塩となるとあまり選択肢がありません。スーパーで手に入る調味料として愛されているのが「シママース」「ヨネマース」というブランド。買いやすい価格と、量が人気です。ただし、沖縄で長年愛されているブランドではありますが、製造は沖縄ですが、塩の原料の原産地は海外です。

シママース・ヨネマースが愛される理由
安い!

注意
シママースとヨネマースは沖縄のブランドだが原産地は海外!

原産地が海外でも作られているのは沖縄ということで「沖縄の塩」という表記です。気になる方は、確認しておきましょう。ただ毎日の沖縄の暮らしを預かる主婦にとってはありがたい存在です。これからオススメする沖縄の海水を利用した塩は、ちょっぴり高価なもの。普段使いの塩と沖縄の塩とうまく組み合わせて取り入れることをオススメします。

沖縄の塩の種類

沖縄の塩は、製法によって質感がかなり異なります。どんな塩があるかご紹介していきましょう。

パウダータイプの塩

沖縄移住してびっくりするのがパウダータイプの塩。特殊な製造で粉雪のようなさらっさらなパウダータイプの塩。海水の成分をそのまま残すことで、沖縄の海のミネラルを損なわずに含まれていることが特徴です。このタイプの塩は、豆乳を鍋に入れて火にかけて塩を入れるだけでにがりいらずのゆし豆腐が出来るんです!

パウダータイプの塩を作る製塩所

ぬちまーす(沖縄県本島)
沖縄県本島うるま市の離島・宮城島の太平洋沖の海水を汲み出し、独自の製法を開発した特許製法で作られている塩。お土産に便利なクッキングボトルやポケじおが人気。工場見学も出来て、ぬちまーすの敷地内から見下ろす「果報バンタ」は幸せを呼ぶ絶景として観光客にぜつ材の人気を誇るスピリチュアルスポット。


雪塩(宮古島)
琉球石灰岩でできている宮古島の特徴を生かして、地下海水を組み上げた海水をRO浸透膜でろ過し濃縮します。濃縮した海水を吹き付けて瞬時に乾燥させて蒸発させることで抹茶のようなきめ細やかな塩が出来上がります。



MEMO
・パウダータイプの塩は飲み水に少し入れてマグネシウムなどのミネラル補給に。熱中症などにも効果的。

・調理はお肉やお魚の下味や、食卓の最後の仕上げに使うのがオススメ。

・天ぷらや鍋の味付けに◎

・湿気には十分気をつけて!

粗塩タイプの塩

流下式塩田や400年続く伝統製法で作られる塩など、製法や産地ごとに含まれる成分や効能が違います。

粗塩タイプの塩
粟国の塩
流下式塩田という伝統的な技法で自然の力を使って塩分濃度をあげてから釜炊きする製法。


浜比嘉の塩
流下式塩田という伝統的な技法で自然の力を使って塩分濃度をあげてから釜炊きする製法。太陽の光と浜比嘉島にそよ吹く潮風の自然の力を利用した塩として有名。浜比嘉島は琉球伝説で神様が住んで子供をもうけて暮らしたことから「子宝に恵まれる」島として知られているパワースポット。


屋我地島の塩
沖縄県北部やんばるの離島・屋我地島で400年以上続く製法で作られた昔ながらの塩。ミネラル豊富で不思議なピンク色をしているのが特徴。アトピーに苦しむ家庭から支持されていることで有名。
MEMO
・健康的な天然塩は普段使いになんでもOK!

・味噌造りや梅干し作りなどにもオススメ!

・厄除け・車の交通安全に小さな袋に入れて持ち歩く。

沖縄暮らしで身を守るために使う塩

古くから塩は穢れを祓う役割を持っています。今でもお通夜・告別式などの帰りの際、自宅へ入る前に塩で祓う風習は日本各地で残っています。沖縄の人にとっては、日常的にその役割で塩を持ち歩く習慣があります。小さなジップロックに入れたり小瓶に入れたり人それぞれの持ち運びスタイルがあります。特に多くのウチナンチュの人たちは、車に必ず塩を常備しています。厄除け、交通安全の役割があると信じられています。(個人的に沖縄は交通事故が多い気がします。)沖縄に移住して最初の2年間で筆者も4回以上事故にあったり起こしたりしました。ウチナンチュの方から「塩、車に置いてるね?」と言われてそれ以来、お塩のお守りをミラーにかけるようにしました。不思議とそれ以来事故にあっていません。

沖縄の塩の役割

・邪気を払う
・厄除け
・交通安全

厄除け・邪気払いにオススメの塩アイテム

沖縄に移住して9年目の我が家が愛用している厄除け用のお塩は何と言っても「浜比嘉島の塩」。なんでしょう。どのお塩も使ってはみたものの、やはり心がざわついている時、ちょっと嫌なことがあった時に庭先で首の付け根のあたりに塩を払うとす〜と気持ちが晴れるのです。以来ずっと愛用しています。毎日使う車には沖縄の機織り工房しよんが織った布に包まれたお塩です。元気がもらえるビタミンカラーが嬉しい♪

まとめ

沖縄のお塩情報いかがでしたか?せっかく沖縄に移住して沖縄暮らしを満喫するなら、その土地のものをふんだんに使って暮らしたいですよね。沖縄は世界に誇る透明度の海が自慢。自然の恵みを暮らしにとりこんで楽しい沖縄暮らしをエンジョイしましょう。すでにベテラン移住の方でお塩を持ち歩いていない方はぜひ導入してみてくださいね!