沖縄で大人気の外人住宅を勧めない3つの理由|Riricoi Style

沖縄で人気の外人住宅に住みたいと思った方へ

前回の記事では、「夢の沖縄移住、憧れの外人住宅につよい賃貸不動産情報」をお伝えしました。まだお読みで無い方はまずはこちらの記事からどうぞ。

外人住宅の賃貸情報がほしい方必見!

このブログでは、沖縄移住に関する情報を主に伝えています。沖縄へ移住する人は年々増えてはいるものの、なかなか気に入った物件にたどり着けないで困っている、そんな方に少しでも有益な情報が出せたらと思い記事にしています。まずは、家探しのポイントはこちらの記事をお読みください。

外人住宅が人気の理由

  • 外観が可愛い
  • インテリアがアメリカ仕様でお洒落
  • 天井が高い
  • カフェやショップに適している

沖縄本島は、米軍基地がある背景もあり、基地外にも駐在していたアメリカ人の住宅があります。時代の流れとともに返還がなされ、現地の住民が使用するようになり、外人住宅という名称で親しまれています。

多くは築4、50年と年期の入った物件が多く、コンクリートの四角いシンプルな外観と、アメリカ仕様のインテリアが魅力で、多くの人を魅了する物件です。

外人住宅をリノベーションしたカフェや雑貨などのショップが立ち並ぶエリアは観光客にも根強い人気スポットとなっています。

外人住宅の物件を借りたくても順番待ちが出るほどの人気物件なのです。エリアによって借りやすいエリアもありはするものの、希少物件として捉えていた方が無難でしょう。

住む前にはわからない外人住宅のデメリット

そんな人気の外人住宅ですが、いくらお洒落で、可愛いからと言って安易に確認せずに物件の賃貸契約を結ぶことや、ましてや売買物件として購入するのはちょっと考えものです。住んでから「こんなはずじゃなかった!」とならない為にも、外人住宅のデメリットをきちんと理解しておきましょう。

夏は猛烈に暑くて冬は猛烈に寒い

外人住宅は、耐熱性が極端に低いので、夏は猛烈に暑く、逆に冬は、凍えるほど地面から冷え込みませす。また、気密性の高いコンクリートの物件のため、湿度も1年中高い(ただでさえ沖縄は湿度が高い)のです。つまり、一年中不快指数が高くなるので、除湿機、もしくはエアコンをフル稼働しなければ、衣類や家具など大切な財産をカビだらけにしてしまいます。つまり光熱費のコストも普通の物件より高くなるリスクがあります。

漏電のリスク

物件によっては、古い分電盤が使われていることが多い外人住宅。台風の通り道でもある沖縄は、台風直撃のたびに何日も停電することがざらにあります。そこで、この分電盤が古いとどうなるかと言いますと、

「通電火災」をおこしやすい

のです。筆者も経験がありますが、電気が復旧時に間違って高圧の電流が流れてしまうことで、電源の入っていた電子機器がショートを起こし火事になるリスクが非常に高いです。

外人住宅に関わらず、古い物件を借りる人は、入居前に必ず分電盤の切り替えスイッチがついているものに大家さんに切り替えてもらうようにしましょう。

カビ

多くの人を魅了させる外人住宅は、コンクリートで作られています。戦時中に米兵やその家族が住むための簡易的な住宅として作られていたこともあり、シンプルなデザインではありますが、構造上「住みやすさ」が考慮された物件ではありません。

コンクリートで壁はそのままペンキで塗装され、屋根もフラットな作りでそのまま灼熱の太陽を受ける形です。防熱塗装を施している物件もありますが、効果のほどはわかりません。また、地面と床が近すぎるため、湿度が高い日は、床、壁あらゆるところで結露します。

外人住宅に暮らす人たちは、そのようなリスクを回避するために、365日除湿を稼働させています。また、入居前にタイル張りの床をセルフビルドで少し床をあげてその中に除湿剤をいれるなど、DIYによって環境を少しでも整える人がいます。

革鞄、革靴、革のベルトなど効果な物をお持ちの方は、まずダメになると思ってください。これは残念ながら脅しでもなく、高温多湿の沖縄ではあるあるのことなので、大切な革製品を守りたい場合は、あるていどコストをかけて室内環境を整える必要があります。

外人住宅を薦めない3つの理由

  • 夏は猛烈に暑くて冬は猛烈に寒い
  • 漏電
  • カビ

外人住宅が住むのに適していない理由は上記の3つがあげられます。見た目でオシャレを演出することは可能でも、「暮らしの快適さ」は得られません。不快指数の高い物件であることを承知の上で、改善策を自分でたてて、対策ができる人にはお勧めできる物件です。

またカフェや雑貨店、事務所として「住む」環境としてではなく利用するには適した物件だと思います。